研究課題/領域番号 |
19H01546
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
斎藤 参郎 福岡大学, 公私立大学の部局等, 研究特任教授 (50111654)
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研究分担者 |
石橋 健一 愛知学院大学, 総合政策学部, 教授 (00333039)
栫井 昌邦 福岡大学, 経済学部, 教授 (10330896)
今西 衞 日本文理大学, 経営経済学部, 教授 (80446111)
山城 興介 日本文理大学, 経営経済学部, 教授 (00514150)
岩見 昌邦 和光大学, 経済経営学部, 講師 (60629541)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 回遊行動 / まちづくり / リアルタイム / データベース / マイクロ行動データ / 動的モデル / 入込来街者数 / 政策評価 |
研究成果の概要 |
来街都市内での消費者の回遊行動データの収集と分析は、消費者行動の観点に立つ、リアルタイムでのまちづくり政策の評価に不可欠である。本研究は、ICT・センサー技術を用いて、福岡と熊本都心部で、パッシブセンサーを複数商業施設に設置し、センサー別に得られた、大量の来街者のリアルタイムの匿名化Wi-Fiプローブデータを匿名化ID別の消費者行動マイクロデータベースに15分間隔でリアルタイムに統合、変換していくアルゴリズムとシステムを構築し、その結果、これまで整合的に推計することが困難であった都心部内での来街者の移動ODを、回遊履歴パスの分岐として整合的に推計、可視化することを初めて可能とした。
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自由記述の分野 |
まちづくり
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、中心市街地への来街者数の推移など、様々なセンサーデータが提供されるようになった。しかし、これらのデータは、推計の根拠となる方法などが示されておらず、中心市街地の関係者にとって、それをどのように有効に活用していくかの道筋は明確ではない。 本研究は、これまでなかった回遊履歴など大量の履歴データを扱うアルゴリズムとプログラムの開発を行い、来街者数などのデータが生成されるメカニズムである、消費者のマイクロ回遊行動履歴データに結び付けて、リアルタイムのデータベース化を実現したものであり、実装すれば、多くの中心市街地の活性化策の策定と評価に活用できる可能性を持つものである。
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