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2023 年度 研究成果報告書

「教える」専門家の養成を学問として構築する「教育学」モデルの研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19H01633
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関田園調布学園大学

研究代表者

生田 久美子  田園調布学園大学, 大学院人間学研究科, 教授 (80212744)

研究分担者 吉國 陽一  田園調布学園大学, 子ども未来学部, 准教授 (00839219)
尾崎 博美  東洋英和女学院大学, 人間科学部, 准教授 (10528590)
畠山 大  東京海洋大学, 学術研究院, 准教授 (10616303)
岩田 康之  東京学芸大学, 次世代教育研究グループ, 教授 (40334461)
八木 美保子  東邦大学, 理学部, 准教授 (50460035)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード教員養成 / 教育学 / 教師の専門性 / 国際比較 / わざ / 省察的実践家
研究成果の概要

本研究は、学問としての「教育学」の本質に“「教える」専門家の養成”を据え、「教える」専門家が持つべき「専門性」を、教育哲学・教育思想、教育史、教育制度・教育行政、教育実践の4つの専門領域から分析した。また、日本国内及びアメリカ、イタリア、台湾、香港等でのフィールドワークを行い、国際比較の視点から“「教える」専門家の養成”における実践的課題を検討した。これらの検討を通して、教師の「専門性」を概念的水準から再構築する新たな「知」の様式を明示し、当該の新たな「知」と教員養成課程の実際とを有機的に結び付けていくための、「教育学」に必要となる諸要素を提示した。

自由記述の分野

教育学、教育哲学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、現代の教員養成及び教師の成長・熟達に関して、「教える」専門家という視座から原理的・制度的・実践的探究を行うことを通して、より質の高い教育を提供しうる卓越した教師の在り方及びその養成、成長・熟達に必要となる諸要素を示した。これらの研究成果は、教員養成課程及び教育現場における制度設計、環境構築、個別サポート等を構築する際の基礎を提供しうる。また、本研究課題は国際比較に基づき、理論分析及びフィールド調査を実施した結果、当該の研究成果は国際的な卓越性を問ううえで共有可能な概念及び議論等を構築する土台を提供する可能性を有している。

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公開日: 2025-01-30  

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