• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

中学時からの親子パネル調査を活用した格差・不平等に関する領域横断的研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19H01637
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分09020:教育社会学関連
研究機関東京大学

研究代表者

藤原 翔  東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)

研究分担者 中澤 渉  立教大学, 社会学部, 教授 (00403311)
田淵 貴大  地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, がん対策センター疫学統計部部長補佐 (20611809)
川田 恵介  東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (40622345)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードパネル調査 / 社会調査 / 社会階層論 / 計量社会学 / 教育機会 / 親子 / 若年層 / 格差・不平等
研究成果の概要

2015年に中学3年生の生徒とその母親に対して調査票調査を行い1854ペアからの回答を得た.2017年には生徒1499名,母親1588名からの回答を得た.2019年度からの本調査プロジェクトは,追跡調査を続け,高校卒業後の進路や学生生活についての情報をウェブ調査から得た.新型コロナウイルス感染症拡大の影響が深刻になった時点から,新型コロナウイルスに関する質問項目を組み込んだ臨時の調査を行った.2019年12月,2020年2月,7月,12月,2021年8月,12月の調査によって,計8時点のパネルデータを構築し,それらを用いて教育機会の不平等やコロナ禍におけるメンタルヘルスの分析を行った.

自由記述の分野

社会学

研究成果の学術的意義や社会的意義

中学3年から大学進学後までの長期のパネル調査から,社会的格差・不平等が生成されるメカニズムやプロセスについての分析が可能となるデータセットが構築された.母親についても調査を行っていることから,より生活かつ詳細な社会経済的背景変数を用いることができるデータとなっている.このデータは社会階層や教育社会学に関する学術的な研究に用いられるだけではなく,今後公開されることによって格差・不平等に関するエビデンス創出に役立てることができる.さらに新型コロナウイルス前から調査を継続しているため,たとえばどのような人々でメンタルヘルスが悪化したのかを分析可能な貴重なデータを得ることができた.

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi