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2022 年度 研究成果報告書

多声的保育評価の開発:子どもと保護者の声を評価に導入する方法の提案

研究課題

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研究課題/領域番号 19H01652
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分09030:子ども学および保育学関連
研究機関香川大学

研究代表者

松井 剛太  香川大学, 教育学部, 准教授 (50432703)

研究分担者 升川 琢也 (古賀琢也)  千葉明徳短期大学, 保育創造学科, 講師 (10864689)
松本 博雄  香川大学, 教育学部, 教授 (20352883)
濱田 祥子  比治山大学, 現代文化学部, 准教授 (20638358)
上村 眞生  西南女学院大学, 保健福祉学部, 准教授 (30530050)
水津 幸恵  三重大学, 教育学部, 講師 (30837331)
片岡 元子  香川大学, 教育学部, 教授 (40709242)
中西 さやか  佛教大学, 社会福祉学部, 准教授 (40712906)
岡花 祈一郎  琉球大学, 教育学部, 准教授 (50512555)
大野 歩  山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (60610912)
越中 康治  宮城教育大学, 大学院教育学研究科高度教職実践専攻, 准教授 (70452604)
佐藤 智恵  神戸親和女子大学, 教育学部, 教授 (90552232)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード保育の質 / 子どもの声 / アセスメント / アクションリサーチ / 就学前施設
研究成果の概要

子どもにとって良い保育とは何か。本研究では、子どもの声を聴く保育アセスメントの理論と方法を検討した。研究の主な成果は次の3点である。第1に、子どもの声は言葉以外のサインも含み、保育者との関係の下で具体化することを明らかにした。第2に、子どもの声を受けとる上で、可視化する方法をいくつか提案した。第3に、子どもの権利の行使、保育における探究、保育者とともに保育を創造する、といった側面から、子どももアセスメントの主体となることを示した。

自由記述の分野

保育学・幼児教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果では、子どもの育ちを大人が一方的な基準によって評価するのではなく、子どもが大切にしている価値観などを踏まえて、子どもと対話的に評価する方法論を提示した。したがって、学術的意義としては、従来の評価観に基づく方法論のオルタナティブを提示し、学習者主体のアセスメント方法を提案した点が挙げられる。また、社会的意義については、こどもまんなか社会を目指す中で、子どもの声を世の中に反映する上で、乳幼児の声が言葉に限らず、その他のサインにも含まれることを示し、それを受け取る大人の構えについて考察したことが挙げられる。

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公開日: 2024-01-30  

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