研究課題
COVIDの影響で、増加したまた一時はこれらだけで行われてきた、COIL/VEを含む多様な海外留学/海外交流プログラムが学生に与えたインパクトを、定量的及び定性的手法により明らかにした。昨年度まで、各大学が取り組んできた、COIL/VEを含む多様な海外交流プログラム、学部別データも含め、約1万5千件のデータを収集した。その結果、尺度10. 情動調律(Emotional Attunement)、尺度14. Gender Traditionalism、尺度15. 社会文化的オープン性、尺度17. Global Resonanceについて、男女間において、T1時点で意味のある差異が存在することが、繰り返し証明された。また、尺度7. Basic Determinism、尺度8. Socioemotional Convergence、尺度15. Sociocultural Openness、尺度17. Global Resonanceについて、理系学部と文系学部において、T1時点で意味のある差異が存在することも明らかとなった。これらをもとに、客観的な変化量とともに、T1時点における教育的介入手法開発などにも用いることのできる知見を得ることができた。引き続き、大規模個票データを継続的に収集するとともに、調査に参加する大学を拡大する。他大学の研究も加えた研究会を継続的に実施し、(1)日本人学生全体の平均データ(性別など背景情報を含む)の作成、(2)これらのデータに基づく学部/専門分野間の差異の明確化、(3)入学時から卒業までのより長期的な変化の解明、(4)上記データに基づく個別留学・教育プログラムの特徴、効果の解明、(5)異なる成長、変化に適切な教育的介入手法の開発、を行う。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2023 2022
すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 2件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 8件、 招待講演 7件) 図書 (3件)
言語学習と教育言語学:2022年度版
巻: 2022 ページ: 33-44
HEAD Foundation HESB
巻: 12 ページ: 23-27
Applied Economics
巻: 54 ページ: 101191
10.1080/00036846.2021.1925079
SSM-Population Health
巻: 19 ページ: 1-15
10.1016/j.ssmph.2022.101191
Higher Education: The International Journal of Higher Education Research
巻: 83(6) ページ: 1297-1314
日本学報
巻: 133 ページ: 245-258
日本語教育
巻: 181 ページ: 81-95