研究課題/領域番号 |
19H01701
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
池谷 尚剛 岐阜大学, 教育学部, 招へい教員 (70193191)
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研究分担者 |
鈴木 祥隆 岐阜大学, 教育学部, 助教 (00794033)
篠原 清昭 岐阜聖徳学園大学, 教育学部, 教授 (20162612)
平澤 紀子 岐阜大学, 教育学研究科, 教授 (20320393)
安田 和夫 岐阜聖徳学園大学, 教育学部, 教授 (50760758)
菊池 啓子 中部学院大学短期大学部, 幼児教育学科, 教授 (70369528)
大場 伸也 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (80221836)
西尾 彰泰 岐阜大学, 保健管理センター, 非常勤講師 (90402172)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 特別支援教育 / ASEAN諸国 / 国際連携 / 就労支援 / 管理職養成 |
研究実績の概要 |
2021年度においてもコロナ禍の終息の見通しが立たなかったことから、年度当初に実施を予定した①ASAEAN諸国における現地訪問調査、②日本における学会シンポジウムの開催(海外関係者の招聘)、③海外研究者の日本招聘(海外関係者の日本調査)については年度内実施が困難と判断した。そこで、年度後半から、研究方法を模索して、ZOOMミーティングを活用して、次の二つの活動を実施し、研究計画を推進した。 1)タイ王国の特別支援教育関係者(シーナカリンウィロート大学の特別支援教育関係の研究者、特別支援学校関係者、障害者施設関係者)と日本側の研究分担者とのオンラインミーティングの実施:12月と1月の2回実施し、主としてコロナ禍における両国の特別支援教育の現況確認と今後の関係改善について、情報の共有と今後の研究交流の在り方について協議を深めた。 2)日本と台湾との特別支援教育関係者で管理職養成に関する国際シンポジウムを開催して、日本・台湾双方からそれぞれ3名のシンポジスト(台湾から教員養成大学の研究者と特別支援学校長、日本側からは教員養成大学の研究者と元特別支援学校長)が参加し、①特別支援学校管理職養成の実態と課題、②特別支援学校管理職の資質能力、③特別支援学校のマネジメントについて、報告とディスカッションを行った。両国の特別支援教育の関係者46名が参加し、両国間の管理職養成の課題と今後の展望について、相互理解を深めるディスカッションとなって、たいへん盛況であった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナウィルスの感染拡大がさらに進行したことで、年度計画として予定していたASEAN諸国への訪問調査ならびに各国の関係者の日本への招聘を見送らざるを得なかったこと、また研究方法を模索して、ZOOMミーティングを活用したミーティングや国際シンポジウムを開催したが、研究の推進としては大きな停滞となった。
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今後の研究の推進方策 |
2021年度の研究費の残金(277万円)については、2022年度へ繰り越して、研究活動の推進を計画した。2022年度における研究計画としては、コロナ禍による海外渡航の制約が継続した場合は、オンラインによる情報交換を実施することとし、年度末までに海外渡航の制約が解除された場合は、現地調査を実施することを予定する。
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