研究課題/領域番号 |
19H01716
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
山田 政寛 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (10466831)
|
研究分担者 |
合田 美子 熊本大学, 教授システム学研究センター, 准教授 (00433706)
谷口 雄太 九州大学, 情報基盤研究開発センター, 助教 (20747125)
島田 敬士 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (80452811)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | 個別学習 / 協調学習 / ラーニングアナリティクス |
研究実績の概要 |
本年度では個別・協調学習の往還を支援するシステムの改修を行い、研究成果を発表する予定であった。しかし、新型コロナウィルス感染症の世界的な拡大によって、研究成果の発表ができず、2021年度に延長し、行った。システムの改修については、グループメンバーの個別学習行動が把握しやすいように、学習時間の程度をヒートマップで表現していたが、外れ値があるため、それが外れ値であるように学習者に伝える機能、個別学習データを協調学習システムへ流すためのデータフローの改修、ならびに学習計画データの可視化改修を行った。研究成果発表については、IEEEなど、世界的にも評価が高いとされる国際会議を中心に随時、研究発表を行った。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2020年度は新型コロナウィルス感染症拡大が進んでいる段階であり、研究成果発表の場も中止とされることが多かったが、2021年度ではハイブリッド型、完全オンライン型で国際会議が開催されたこともあり、順調に成果発表を行うことができた。また、システムの改修も一部行い、評価することもでき、遅れは十分に取り返し、進展させたと考えられるため
|
今後の研究の推進方策 |
2022年度から、最終年度前年度申請で出した基盤研究Aが採択され、本研究知見を踏まえ、個別・協調学習のラーニングアナリティクスに活用できるデータ分析基盤とコンテンツ配信基盤のデザインと開発、評価へ展開していく予定である。
|