研究課題/領域番号 |
19H01759
|
研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
河合 優年 武庫川女子大学, 教育研究所, 教授 (00144098)
|
研究分担者 |
田中 滋己 独立行政法人国立病院機構三重中央医療センター(臨床研究部), その他部局等, 研究員(移行) (90252345)
玉井 航太 北海商科大学, 商学部, 准教授 (20710635)
小花和Wright 尚子 武庫川女子大学, 文学部, 教授 (80249424)
中山 留美子 奈良教育大学, 学校教育講座, 准教授 (60555506)
難波 久美子 武庫川女子大学, 教育研究所, 嘱託研究員 (40550827)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
キーワード | コホート / 乳幼児期 / 児童期 / 青年期 / 社会的行動 / システムズアプローチ |
研究実績の概要 |
本研究プロジェクトは、三重グループと武庫川グループからなりたっており、全体の統括は武庫川女子大学子ども発達科学研究センターが行っている。三重グループは子どもの発達に関する初期の医学的な観察と環境要因と遺伝子のメチル化に関する研究を進めている。研究成果に示したように、ようやく遺伝子解析が追い付いてきた。発達初期の子どもの特性との関係が一部明らかになってきており、2022年度に速報として論文化した。乳幼児期における諸要因との関係性については結果が確認された段階で順次論文化する予定である。 武庫川グループは、心理学的要因について、青年前期のデータ収集および、それら結果と乳幼児期、児童期における諸要因との関係性を解明することを目的としている。2021年から2022年にかけて、学会発表と英文での論文化を進めた。アウトカムとしての青年期の社会的行動に関するデータ収集が進むことにより、発達モデルの構築を含めた要因間の時系列的な構造変化に関しても一部論文化できている。 研究全体の統括グループとしては、蓄積されたデータを若手研究者が活用し、発達研究をさらに活性化するための、オープンアクセスに関する研究も進めている。これについても、学術誌への投稿がなされている。また、研究全体の枠組みである、ダイナミックシステム理論に関する翻訳書も研究グループのメンバーにより発刊できた。 2021年、2022年は新型コロナウイルスが蔓延したため、社会活動が大きく制限されたが、協力者との関係性は崩れることなく、データ収集は予定通り実施された。研究成果も「Center for the Study of Child Development Annual Report」としてようやく英文で公刊することができた。
|
現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|