研究課題/領域番号 |
19H01769
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10040:実験心理学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小澤 貴明 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教 (90625352)
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研究分担者 |
兎田 幸司 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (60794948)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 予測 / 報酬 / 罰 / 時間 |
研究成果の概要 |
実験動物において、音や時間的な手がかりに基づく報酬・罰の到来に対する予測課題を確立し、その柔軟な制御を司る生理学的・神経科学的なメカニズムに関する研究を行った。その結果、報酬と罰の予測に関与するモノアミン神経メカニズムが明らかにされると共に、時間に基づいた報酬予測に関連した生理指標としての瞳孔反応や、その制御に関与する神経回路が示された。
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自由記述の分野 |
実験心理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
予測や期待とその柔軟な制御はヒトをヒトたらしめている重要な能力である。本研究は、この認知機能を司る神経メカニズムの一端を明らかにした点で、心理学・神経科学的に重要な意義を持つ。また、本研究で新たに明らかにされた神経メカニズムは、様々な認知機能障害に対する薬物治療の開発・発展に貢献する。
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