研究課題/領域番号 |
19H01880
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分14020:核融合学関連
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
徳沢 季彦 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 准教授 (90311208)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 立体造形 / 3Dプリンタ / アンテナアレイ / 散乱計測 / ドップラーレーダー / プラズマ乱流 |
研究成果の概要 |
核融合発電のための磁場閉じ込めプラズマの性能を向上させるためには高温プラズマ中の乱流の特性を理解して抑制することが重要であり、将来の高負荷環境下に置いても適用可能な、乱流特性を詳細に観測する手法を開発する必要があった。本研究によって、駆動機構が無く金属筐体のみで構築できるフェーズドアレイアンテナを3D金属プリンタ―で造形する技術が確立し、これを送受信アンテナとして用いるドップラーレーダーシステムを構築することによって、乱流の空間構造や回転速度、エネルギースペクトルを観測する手法を開発することができた。
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自由記述の分野 |
核融合学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フェーズドアレイアンテナは社会において通信や防衛など様々な分野で活用されている。本研究で開発を行った漏れ波アレイアンテナは従来からある技術に最新の金属3Dプリンタ―を用いた造形技術を組合わせることによって、初めて実現することができた。立体造形ならではの構造物の実現化とそれによる科学的成果の現実化を示した例であると言える。プラズマ物理研究においてもこの新しいアンテナを用いた観測技法によりこれまでに観測することができなかった乱流のエネルギースペクトルの時空間構造変化を調べられることとなり、これから新たな物理的な知見が得られると期待できる。
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