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2022 年度 研究成果報告書

ニュートリノレス二重ベータ崩壊探索のためのキセノン泡箱の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19H01918
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
研究機関帯広畜産大学 (2021-2022)
東北大学 (2019-2020)

研究代表者

丸藤 祐仁  帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授 (60396421)

研究分担者 丸藤 亜寿紗  東北大学, ニュートリノ科学研究センター, 特任助教(研究) (20704399)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードニュートリノ / キセノン / 泡箱
研究成果の概要

ニュートリノのマヨラナ性を検証するため数トンクラスの次世代ニュートリノレス二重ベータ崩壊探索実験を目指し,液体キセノンを用いた発光による事象検出および飛跡確認による粒子識別ができるキセノン泡箱検出器の開発を進めた。赤外線の照明および赤外線に感度のあるカメラの導入,液体キセノンを保持する容器や周辺機器の開発,マイナス40度~80度,2~7気圧下における圧力変動確認,その他各種周辺機器の開発,装置の組み込みをおこなった上で,放射線に対して泡生成が可能かテストをおこなった。

自由記述の分野

数物系科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊が観測されれば,ニュートリノは粒子と反粒子が同一であるマヨラナ粒子であるということが実証され,根本的な粒子の性質が一つ明らかになるとともに,我々の宇宙の天体などの構成物質が”反物質”ではなくほぼ”物質”のみで構築されているという謎を解明する鍵になると考えられる。これは我々がどのようにできているのかという根源的理由の説明につながるという意味で社会的意義がある。

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公開日: 2024-01-30  

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