研究課題/領域番号 |
19H02017
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17050:地球生命科学関連
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研究機関 | 広島修道大学 |
研究代表者 |
川村 邦男 広島修道大学, 人間環境学部, 教授 (50204772)
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研究分担者 |
佐々木 満 熊本大学, 産業ナノマテリアル研究所, 准教授 (40363519)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 生命の起源 / プラズマ / 熱水反応 / RNA / ペプチド |
研究成果の概要 |
原始地球において生命出現に至った化学進化過程は、様々なシミュレーション実験によって研究されてきた。しかし、それらの過程が広大な地球でどのようにつながったかを、調べる手立てはなかった。本研究では、「鉱物熱水系」と「ラジカル反応系」の実験手法を結合し、これらの化学進化実験法を確立することをめざす。また、これらの実験手法を用いて、ペプチドおよびRNAの化学進化過程を解析し、リアルな化学進化過程を描く。
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自由記述の分野 |
生命の起源
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ラジカル反応は放射線・放電・隕石衝突などに由来し、化学進化の重要であるが、良い研究手法がなかった。本研究では、ナノパルス放電と超音波をプラズマ発生源とする新しい手法を確立し、タンパク質とRNAの化学進化に対するラジカル反応の役割を明らかにする。また、個別の模擬環境で行われた化学進化実験を組み合わせて、原始地球環境や水の存在する天体環境と整合性のある化学進化過程の一般的な道筋を、明らかにする。
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