研究課題/領域番号 |
19H02029
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18010:材料力学および機械材料関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
村山 光宏 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (90354282)
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研究分担者 |
波多 聡 九州大学, 総合理工学研究院, 教授 (60264107)
朴 明験 京都大学, 構造材料元素戦略研究拠点ユニット, 特定助教 (90803479)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ナノスケール計測・解析 / 構造用金属材料 / 透過型電子顕微鏡法 / その場観察 |
研究成果の概要 |
本研究において当初掲げた研究目標3つは、全てを期間内に達成することができた。その成果として査読あり論文7報(全て英文誌)が掲載され、2報が査読中である。この内1報はthe top 100 downloaded materials science papers for Scientific Reports in 2021としてSpringer Natureより表彰された。さらに、本研究と内容が密接に関係する原著論文・解説が計5報、Nature Materialsなどに掲載された。内1報はBCSJ論文賞を受賞した。
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自由記述の分野 |
ナノスケール計測・解析
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、材料に力を加えた時に生じる変形を司るメカニズムがナノスケールではどのような現象として捉えられるのか、さらに、全く異なる現象として認識されている柔らかい(延性)材料と硬い(脆性)材料における変形のメカニズムには類似点がないのか、を最先端の電子顕微鏡法を用いてリアルタイムで直視観察する手法を開発し、実験的に検証することを行った。ここで得られた知見は、省エネルギー社会を目指すための先端機能や安心・安全な社会基盤を目指す構造材料の開発指導原理発見に有用な解析技術として、他の長期大型プロジェクトですでに活用されているなど、学問的な有用性がある。
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