研究成果の概要 |
微小液滴を利用した光ナノインプリントリソグラフィ(UV-NIL)は次世代リソグラフィとして期待されているが、スループットが課題である。トランス-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(CTFP) とトランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(TFP)ガスを導入するUV-NILは、高スループット化の可能性を秘めている。本研究では、微小液滴を利用したUV-NILに対して混合凝縮性ガスを導入するプロセスを試みた。局所的な樹脂充填の評価では、従来のヘリウムガス下に比べて1/30の充填時間を示した。また、線幅12nmの微細パターンの解像を実証した。
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