研究課題/領域番号 |
19H02391
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
角 保志 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (30357305)
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研究分担者 |
金 奉根 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (10415672)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 機能安全 / 非接触安全センサ / 低視程環境 / ラボラトリテスト / 評価指標 / 国際標準化 |
研究実績の概要 |
本研究は本研究は屋外環境における非接触安全センサの性能評価手法の確立を目的とする。研究最終年度である2021年度は、以下を実施した。 昨年度提案した、低視程環境における新しいセンサ評価指標であるMOT (Minimum Object-detectable Transmittance) に基づくセンサ評価を実施するため、これまでに開発してきた試験装置を改良し、大雨、霧雨、霧の環境条件を実験室レベルの小空間で再現できるようにし、それぞれの空間におけるMOTに基づくセンサ試験方法を開発した。 ROS (Robot Operating System) を利用したセンサ評価ソフトウェアシステムを開発した。様々な異なるセンサ製品のインタフェース・データ構造を標準化し、市販されている主たる14種類の距離画像センサに対して、MOTに基づく評価指標・手順を用いた一律のセンサ性能評価を実現した。同ソフトウェアのドキュメントを整備し、MITライセンスのオープンソースとしてgithubで公開した。 昨年度末にIEEE Sensors Journal 誌 (IF: 3.301) に投稿した、センサ評価指標 MOT に関する論文は9月に採択され、オープンアクセスで公開された。 なお、模擬雪片による降雪の物理特性の再現と実証については、実験室および工作室での長時間にわたる作業が必要なため、コロナ禍における出勤自粛・テレワーク推奨の状況では実施困難と判断し、研究リソースをセンサ評価指標の開発に集中した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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