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2022 年度 研究成果報告書

多目的in-situ分析による応力誘起マルテンサイト変態理論の再定義

研究課題

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研究課題/領域番号 19H02417
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分26010:金属材料物性関連
研究機関東京工業大学

研究代表者

田原 正樹  東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80610146)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードマルテンサイト変態 / 形状記憶合金 / 超弾性 / 応力誘起変態 / 単結晶
研究成果の概要

応力誘起マルテンサイト変態の結晶学的特徴を最新の分析装置を使ってその場観察・測定し、従来の結晶学的理論の再検証を行った。従来は応力誘起するマルテンサイトは熱誘起マルテンサイトと同じであると考えられていた。本研究で詳細に解析した結果、応力誘起マルテンサイトは格子定数を変化させることで母相との界面の適合性を維持しながら生成することが明らかになった。

自由記述の分野

金属組織学

研究成果の学術的意義や社会的意義

応力誘起マルテンサイト変態は形状記憶合金が持つ「超弾性」機能の根幹をなす現象であるにもかかわらず、1980年代に行われた研究以降、基礎的研究が十分に行われてこなかった。本研究の成果は応力誘起変態の学術的基礎の再検証に資すると考える。また、得られた成果は超弾性機能の向上に向けた材料設計理論の構築に今後重要な役割を果たすものである。

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公開日: 2024-01-30  

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