• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

可逆的配位数スイッチングを用いた単一マルチフェロイック材料のメモリ応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19H02426
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分26020:無機材料および物性関連
研究機関東京工業大学

研究代表者

安井 伸太郎  東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (40616687)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードマルチフェロイック / 強誘電性 / フェリ磁性 / k-Al2O3型構造 / GaFeO3型構造 / e-Fe2O3型構造
研究成果の概要

IoT技術が加速的に進化し、我々はより一層便利な生活を送ることが可能となっている。その中でも記憶媒体であるメモリはキーテクノロジーであり、より小型化、高密度化が好まれる。現在利用されている多くのメモリは電圧もしくは電流にて0/1を記憶する材料が用いられているが、本研究では単一マルチフェロイック材料を用いることで0/1/2/3を記憶することが示唆され、単一体積あたり2倍の高密度化が期待できる結果を得た。

自由記述の分野

無機材料・物性

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでに室温以上で特性を示す単一マルチフェロイック材料はペロブスカイト型BiFeO3以外報告がなかったが、本研究で開発されたk-Al2O3型構造材料群は構造がもたらす強誘電性と構成される元素によってもたらすフェリ磁性をコントロールすることで室温以上での特性を示す。これは新しい発見であり学術的に材料群の新たな探索指針を示すと共に、応用の観点から社会的にも新しいメモリ開発への展開が期待できる結果であったと言える。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi