• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

フォトレドックステクノロジーの深化と新展開

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19H02711
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分33020:有機合成化学関連
研究機関東京工業大学

研究代表者

穐田 宗隆  東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (50167839)

研究分担者 田中 裕也  東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (90700154)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードフォトレドックス触媒 / ラジカル反応 / フルオロアルキル化 / 可視光エネルギー有効利用 / 二官能基化化反応 / 不飽和炭化水素
研究成果の概要

フォトレドックス触媒作用に基づく有機合成化学を強化させるために、①新ラジカル前駆体の開発、②強力還元系有機物触媒の開発,③新規反応の開発、④実用的触媒反応系の開発の観点から研究を進めた。①と②は③を達成するために必要な要素技術であり、期待通り入手容易な前駆体から有機ラジカル種を発生させて不飽和炭化物の官能基化、特にフルオロアルキル化に展開して、様々な新反応を開発し、フロー反応装置を利用するなどして実用性も高めた。展開的な例としては、可視光(太陽光)-室温-水中という生体系に近い反応条件下で進行するグリーンな有機物生産システムを達成することができた。

自由記述の分野

有機光化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

環境・エネルギー問題の解決が標榜される中で太陽光を含む可視光エネルギーの有効利用が注目を集めており、その一手法として可視光フォトレドックス触媒作用が有機合成化学の領域では盛んに研究されている。そのような状況の中で、申請者は、パイオニアの一人としてこの領域を牽引してきたが、本研究では、さらにその有効性を高める観点から研究を進めた結果、フォトレドックス触媒研究のすそ野を広げて、アクセスを容易にするとともに、汎用性を広げてさらにこの領域を活性化するとともに、実用性の観点からもその有効性を高めることに大きく寄与した。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi