現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナ禍の影響により、今年度は宮城県古川農業試験場の水田圃場において、いもち病の発生徴候の検出及び収量予測に取組み、一定の成果が得られた。加えて、インドネシア側の研究協力者にデータ取得方法に関するオンライン研修を継続して行うことで、BLB罹病程度の解析に必要なデータを取得することが可能となり、現在衛星データを加えた解析を行っているところである。また、今年度のデータの解析を通して、得られた成果の一部は、以下の論文において発表済みである。 ・Yuti Giamerti, Chiharu Hongo , Daiki Saito , Oliver Caasi , Pepi Nur Susilawati, Masahiro Shishido , I Putu Sudiarta, I Made Anom Sutrisna Wijaya , Koki Homma, "Evaluating Multispectral Imaging for Assessing Bacterial Leaf Blight Damage in Indonesian Agricultural Insurance" E3S Web of Conferences, 2021, Vol. 232, 0300. doi: 10.1051/e3sconf/202123203008 ・中村航太,本間香貴,叶戎玲,牧雅康,本郷千春,熱赤外カメラ搭載UAVを用いた虫害検出の検討.第251回日本作物学会講演会,京都大学(オンライン),2021年3月29・30日 ・渋谷祐人・本郷千春・祖父江侑紀・Gunardi Sigit・Baba Barus:インドネシアにおける多時期Sentinel-2 データを用いたイネ白葉枯病被害率の推定,日本リモートセンシング学会第69回学術講演会,P7-8、オンライン開催、2020年12月21日
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