研究課題/領域番号 |
19H03195
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43040:生物物理学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
林 重彦 京都大学, 理学研究科, 教授 (70402758)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 分子シミュレーション / ハイブリッド法 / ロドプシン光受容体 / リボザイム / 薬剤耐性 / 酸化還元タンパク質 |
研究成果の概要 |
本研究では、我々の開発した QM/MM RWFE-SCF 法を用いて、生体高分子の機能共役性と機能可変性に関して、以下の 5 つの生体分子系に関して理論的な研究を行った (1) 光感受性イオンチャネル輸送体である微生物型ロドプシン GtACR1 の光活性化、(2) 光感受性イオンポンプ輸送体である微生物型ロドプシン NpHR の光活性化、(3) ハンマーヘッドリボザイムの酵素触媒活性機構、(4) HIV プロテアーゼの薬剤耐性分子機構、(5) シトクロム c の酸化還元過程。
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自由記述の分野 |
生物物理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タンパク質や核酸などの生体高分子は顕著な分子機能を有する。特に顕著な分子機能性は、共役性と可変性である。多くの機能性タンパク質分子は、複数の化学現象を相関させる共役性を有する。このような機能共役性の解明は、そのタンパク質が関わる疾病に対する治療薬開発の幅を大きく拡げると共に、新規な機能性分子の設計指針の構築に大きく寄与をする。また、機能可変性の解明は、薬剤耐性への解決に重要となるのみならず、機能変換をもたらすアミノ酸変異の効率的な探索が重要となるタンパク質工学による機能性タンパク質分子ツールの開発に重要な指針を与える。
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