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2021 年度 研究成果報告書

単一細胞トランスクリプトームによる異なる神経サブタイプを生み出す分子機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03204
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分43050:ゲノム生物学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

堀江 健生  筑波大学, 生命環境系, 助教 (10455925)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードホヤ / 単一細胞トランスクリプトーム解析 / 神経細胞 / 細胞分化
研究成果の概要

本研究は、シンプルなホヤ幼生の中枢神経系をモデルとして、単一細胞トランスクリプトーム解析などのゲノム生物学的な手法と発生生物学的な手法を組み合わせことにより、中枢神経系に存在する全てのニューロンについて、異なる神経サブタイプを生み出す分子機構を解明することを目的としている。
我々は、単一細胞トランスクリプトーム解析のデータをもとにドーパミン神経、様々な種類のGABA神経、グルタミン酸作動性の表皮感覚神経細胞の分化機構について解明した。また、様々な動物における感覚神経細胞の分化機構の比較解析を行い、左右相称動物の間で保存された感覚神経細胞の分化機構を解明した。

自由記述の分野

ゲノム生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、シンプルな神経系を持つホヤを用いることで様々な神経細胞の分化機構を解明した。さらに、解明した分化機構をもとに様々な神経細胞を人為的に作り出すことにも成功している。今後、これらの研究成果をマウスやヒトなど高等脊椎動物でも検証することにより、iPS細胞やES細胞から人為的に任意の神経細胞の分化を誘導する技術の開発へとつなげたい。そして、損傷した神経回路の修復など医学方面への応用を視野に入れた研究へと発展することが期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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