本研究では、各種真核生物において相同組換えの位置を網羅的に特定し、その結果を基盤とした相同組換えに関する新たな研究展開を図ることを目的としている。この目的実現のため、Illumina pair-end, mate-pairリードおよびPacBio HiFiを入力とした相同組換え位置特定プログラムの開発を実施した。またこのプログラムを用いて、マウスF1 (B6 x CAST)およびイトマキヒトデのpoolされた精子のゲノムシークエンスデータを解析し、ゲノムワイドな組換え候補位置の抽出を行い、その頻度・分布などの解析を実施した。
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