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2022 年度 研究成果報告書

静止期Bリンパ球の迅速的活性化の基盤となるエンハンサーアイランド形成機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03210
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分43050:ゲノム生物学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

二村 圭祐  大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (00462713)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード転写ユニティー / 遺伝子発現 / DNAバーコード
研究成果の概要

遺伝子発現は非常に多くのタンパク質やRNAによって制御される。この多因子間で形成される複雑な相互作用を定量的に計測することは現在の技術では困難である。そこで、この多因子に渡る相互作用を定量的に測るための次世代シークエンシングを用いた新規な多因子間相互作用解析法を確立することを目指し研究を進めた。転写を制御する複数因子に対する抗体にDNAバーコードを付加し、ポリマー中でPCR反応を行った。このデータの解析から、多因子間にわたる相互作用を検出できることがわかった。このことから本法は新規な多因子間相互作用解析法として確立できることが考えられた。

自由記述の分野

ゲノム生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果からDNAバーコードを付加した抗体とポリマーを用いて細胞を封入し、PCR反応を行うことで、多因子間の相互作用を次世代シークエンシングによって解析できる方法を開発するための基盤を構築することができた。本法を用いることで、微量なヒト組織検体などにおいてタンパク質間の相互作用が検出できるようになり、新たな組織検体の評価法になり得る。

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公開日: 2024-01-30  

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