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2023 年度 研究成果報告書

日本人における性ホルモン・骨代謝回転・骨量間関連の生理的・遺伝的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03317
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分45060:応用人類学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

青柳 潔  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (80295071)

研究分担者 水上 諭  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (20814502)
有馬 和彦  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (30423635)
前田 隆浩  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (40284674)
西村 貴孝  九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (80713148)
安部 恵代  西九州大学, 健康栄養学部, 教授 (90372771)
中村 晴信  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (10322140)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード生理的多型性 / 骨粗鬆症 / 性ホルモン
研究成果の概要

一般日本人中高年男女において、性ホルモン(エストラジオール、テストステロン)、骨代謝回転、遺伝子多型、骨量との関連を検討した。対象は、計969名(男性367名、女性602名)。男女とも高TRACP-5b、低テストステロンは低骨量SOSと相関した。男女ともBAPとTRACP-5b間では正相関が認められた。女性においては、高エストラジオールが低骨量SOSと相関した。女性でのみTRACP-5bとテストステロン間では負相関が、TRACP-5bとエストラジオール間には正相関が認められた。女性においてエストロゲン受容体遺伝子多型に付いては、GG群はAA群・AG群に比し、有意に低値だった。

自由記述の分野

生理人類学

研究成果の学術的意義や社会的意義

男女とも高TRACP-5b、低テストステロンは低骨量SOSと相関した。女性でのみTRACP-5bとテストステロン間では負相関が、TRACP-5bとエストラジオール間には正相関が認められた。女性においてエストロゲン受容体遺伝子多型に付いては、GG群はAA群・AG群に比し、有意に低値だった。性ホルモン、骨代謝回転、骨量との関連、ならびに遺伝子多型と骨量との関連については、女性でその関連性が強い傾向にあることが示され、人類学的に意義がある。

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公開日: 2025-01-30  

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