研究課題/領域番号 |
19H03405
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48020:生理学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
Pearson James 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 部長 (30261390)
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研究分担者 |
土持 裕胤 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (60379948)
曽野部 崇 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 客員研究員 (70548289)
岩田 裕子 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 非常勤研究員 (80171908)
杜 成坤 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 上級研究員 (90590646)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | coronary circulation / diabetes / senescence / inflammation / oxidative stress / nitric oxide |
研究成果の概要 |
糖尿病は、過剰な酸化物質が抗酸化力を上回り、血管の機能障害や血管の希薄化が起こると、血管の老化を加速させる。我々は、シンクロトロン放射光イメージング法やRNAseqやプロテオーム解析を用いてインスリン抵抗性が、Nox2やiNOSの活性化を介した酸化物質の上昇、代謝の柔軟性の低下、ミトコンドリア機能障害による冠動脈機能障害を引き起こすことを、老化のマウスモデルで実証した。
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自由記述の分野 |
循環器生理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々の研究は、マウスにおいて優れたイメージング技術により、カロリー過多や塩分多量摂取などの食生活の乱れによる生活習慣病が、心臓の微小血管の早期老化を引き起こし、運動やストレス時に心臓の機能を低下させることを明らかにした。また、運動がこの血管機能障害を改善することを示し、治療のターゲットを特定した。
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