研究成果の概要 |
数種類あるGタンパク質のうち、OX2R,EP3それぞれと最も安定な複合体を形成する条件を選別する。EP3-GiおよびGo,G13複合体、OX2R-Gi/o複合体について条件検討を重ね、安定な複合体条件を見出しており、EP3-GiについてはCryo-EM SPAにより3.4 A分解能で構造決定できた。我々のグループでは別のサブタイプEP4-Gタンパク質との複合体構造も決定しており、Gタンパク質の種類が異なることからプロスタグランジン受容体のGタンパク質選択性の構造基盤について薬理学的解析を加えることで議論した論文を出版した(Suno R., Cell Reports, 2022)。
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