研究課題/領域番号 |
19H03461
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49040:寄生虫学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
金子 修 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (50325370)
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研究分担者 |
矢幡 一英 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 准教授 (40467965)
石崎 隆弘 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (40880810)
麻田 正仁 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (40587028)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | マラリア / 病原性原虫 / 赤血球 / 細胞侵入 / シグナル伝達 |
研究成果の概要 |
マラリア原虫の赤血球侵入時に必須である細胞内分泌器官からの分子分泌に関わるシグナル伝達分子を明らかにすることを主目的として研究を行った。その結果、2種の偽リン酸化酵素が赤血球侵入だけでなく、雄性生殖母体の鞭毛放出センター形成に寄与していることを見出した。また、2種あるジアシルグリセロールキナーゼがそれぞれを破壊しても致死的ではないが、同時に破壊すると致死となることを見出した。ジアシルグリセロールキナーゼを介したシグナル伝達の下流に位置するAPHと呼ばれる分子がAMA1とMTRAPと呼ばれる分子分泌に関わることを明らかにした。また、動画解析を行う過程でメロゾイトが滑走運動を有することを見出した。
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自由記述の分野 |
寄生虫学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マラリア原虫の赤血球侵入に当たり、細胞内分泌小器官から分泌される種々のワクチン候補抗原の分泌トリガーとそれらをつなぐシグナル伝達に関わる分子を明らかにすることにより、生物学的には、理解が進んでいない赤血球侵入期のシグナル伝達経路の全体像に迫ることができ、明らかとなる分子機能の深い理解に立脚した新たなワクチン構想や創薬が可能となる。特に本研究で見出したメロゾイトの滑走運動は、新たな創薬標的機序となることも期待できる。
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