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2022 年度 研究成果報告書

Tn-seqを活用したレジオネラ病原性研究の新展開

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03470
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分49050:細菌学関連
研究機関岐阜大学

研究代表者

永井 宏樹  岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80222173)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードレジオネラ
研究成果の概要

これまでのレジオネラ病原性研究の最大の問題点は、エフェクターおよびそれが標的とする宿主細胞内プロセスの冗長性のため、仮にひとつのエフェクターを欠損してもなんら病原性の減弱が観察されず、そのためエフェクターの病原性における役割を明確にできない点にあった。本研究では一度原点に立ち戻り、次世代シーケンサーを利用したトランスポゾン・シーケンシング(Tn-seq)法を活用した、全遺伝子を対象とした病原遺伝子の真に網羅的な探索を実施することにより、レジオネラエフェクターの発現制御における新たな階層を明らかにすることができた。

自由記述の分野

細菌学

研究成果の学術的意義や社会的意義

Tn-seq法を用いたスクリーニングは、IV型分泌系遺伝子が見出された遺伝学的スクリーニングを発展させたものと捉えることができるが、文字通り真に網羅的に行うことが可能である点で画期的であり、実際新たな細菌側感染戦略の一端を明らかにすることができた。本研究の手法は他の病原微生物にも適応可能であり、当該領域に波及効果をもたらすことが期待できる。

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公開日: 2024-01-30  

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