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2021 年度 研究成果報告書

交感神経とリンパ濾胞から成る機能ユニットの動作原理と免疫学的意義

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03489
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分49070:免疫学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

鈴木 一博  大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 教授 (60611035)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード交感神経 / 免疫応答
研究成果の概要

リンパ器官における交感神経の分布様式と、リンパ濾胞の構成細胞におけるノルアドレナリン受容体の発現から、交感神経とリンパ濾胞は機能的なユニットを形成していると考えられる。本研究では、交感神経がリンパ濾胞の構成細胞に及ぼす影響に注目して、交感神経の免疫応答における役割を明らかにすることを目的とした。本研究の結果、交感神経が免疫応答の成立に重要な役割を果たすことが明らかになるとともに、交感神経がリンパ濾胞ストローマ細胞の形態と機能を制御していることがわかった。

自由記述の分野

免疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、交感神経がリンパ濾胞ストローマ細胞の形態と機能に多大な影響を及ぼすことを明らかにし、リンパ濾胞ストローマ細胞が交感神経による免疫制御において重要な役割を果たすことを示した点において学術的に有意義である。また、本研究は、交感神経活動を操作することにより免疫応答の強度を制御し得ることを示唆しており、神経系による免疫制御という新しいコンセプトに基づいた免疫賦活化法の開発につながる点において社会的にも有意義である。

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公開日: 2023-01-30  

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