研究課題/領域番号 |
19H03520
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
岩田 卓 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30296652)
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研究分担者 |
大多 茂樹 国際医療福祉大学, 医学部, 准教授 (20365406)
谷口 智憲 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (40424163)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 子宮頸癌 / 腫瘍浸潤リンパ球輸注療法 / 養子免疫療法 |
研究成果の概要 |
申請者が実施中の臨床試験「進行子宮頸癌に対する腫瘍浸潤リンパ球輸注療法」の、奏効率向上に向け、腫瘍浸潤リンパ球(TIL)培養法の改善を実施した。まず、従来フラスコを用いて行っていたTIL培養を、より簡便かつ安全性の高いBAGによる培養が可能か検討し、2週間で1000倍の増殖が可能であることを示した。さらに、培養液にサイトカインであるIL-15を加えることで、疲弊の少ない、高品質のTILを得られることを示した。我々が新しい培養法で作製したTILは、自己腫瘍から作成したオルガノイドを傷害した。
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自由記述の分野 |
婦人科腫瘍学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
再発子宮頸癌は極めて難治性で、他癌の比べ治療薬の選択肢が極めて少ない。我々が実施中のTIL療法は、海外の治療成績から、進行子宮頸癌症例の20-30%の完治が期待できると期待できる。TIL療法での奏効率の改善は、難治性子宮頸がんの治療に大きく貢献する。本研究では、より簡便かつ安全なBAGでの治療法を開発するとともに、高品質のTIL製造の可能性を示した。子宮頸癌は若年発症の癌であり、35才以下の女性では最多である。新規治療による社会的意義は大きく、その経済利益も大きいと考えられる。
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