• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

X染色体不活性化がMICPCH症候群の脳機能障害を起こす神経回路メカニズムの解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19H03544
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分51030:病態神経科学関連
研究機関信州大学

研究代表者

田渕 克彦  信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (20546767)

研究分担者 森 琢磨  信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (70545798)
付 ゆう  信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (30830301)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードCASK / MICPCH症候群 / X染色体不活性化 / 小脳低形成 / 小脳顆粒細胞
研究成果の概要

MICPCH症候群は、小脳の低形成を特徴とする神経発達障害で、X染色体上の遺伝子CASKのヘテロ異常によって起こることが知られている。本研究では、X染色体不活性化が小脳低形成にどのように関わっているかについて、マウスモデルを用いて研究を行った。X染色体にEGFP発現カセットを有するHprt-eGFPとCASKノックアウトのトランスヘテロマウスを用いた研究および小脳顆粒細胞培養を用いた研究により、MICPCH症候群では、小脳顆粒細胞がCASK欠損により細胞自律的にアポトーシスを起こしており、これにはCASKとLiprin-a2との結合の異常が関わっていることを見出した。

自由記述の分野

神経生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

MICPCH症候群は、日本ではCASK異常症として小児慢性特定疾患に指定されており、重篤な神経発生異常にもかかわらず、治療法が存在しない。特に、小脳低形成は進行性で、徐々に小脳が委縮していくものであり、これを食い止める手段を発見することは急務であるが、現在の所、病態形成メカニズムが不明であるため困難な状況である。本研究で、CASKの異常による小脳顆粒細胞のアポトーシスと、Liprin-a2を介した分子メカニズムが病態形成に関与していることが発見された。このことは、これらの分子を標的とした治療法が開発できる可能性が見えてきたことを意味しており、社会的意義が大きい。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi