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2021 年度 研究成果報告書

難治性急性リンパ性白血病に対するプレシジョン・メディシンを目指した異分野融合研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03615
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関山梨大学

研究代表者

犬飼 岳史  山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (30293450)

研究分担者 原間 大輔  山梨大学, 大学院総合研究部, 医学研究員 (10774078)
渡邊 敦  山梨大学, 大学院総合研究部, 特任助教 (30610498)
大城 浩子  山梨大学, 大学院総合研究部, 医学研究員 (50377537)
合井 久美子  山梨大学, 大学院総合研究部, 講師 (70324192)
赤羽 弘資  山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (90377531)
篠原 珠緒  山梨大学, 大学院総合研究部, 医学研究員 (80747452)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード急性リンパ性白血病 / 難治性 / 薬剤感受性 / ゲノム編集 / 個別化治療
研究成果の概要

日本国内では年間に約500例の小児が急性リンパ性白血病(ALL)を発症し、そのうち2割前後が難治性とされる。難治性症例における治療成績の向上には、個々の症例の薬剤感受性予測に基づく個別化治療が求められる。本研究では、難治性ALL症例から樹立された100種類を超える多様な白血病細胞株をモデル実験系として活用して解析を進め、代表的な治療薬であるステロイド、アスパラギナーゼ、チオプリンの感受性に深く寄与するゲノム情報を明らかにした。

自由記述の分野

小児科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

難治性ALL症例における個別化治療を目指すには、各症例の薬剤感受性の情報が必須である。しかし、多剤が併用投与されているために、臨床経過から個々の薬剤感受性を評価することは困難である。本研究では、国内の年間症例数を凌駕する多様なALL細胞株をモデル実験系に用いることで、代表的な治療薬に対する感受性を規定するゲノム情報を明らかにすることができた。本研究の成果は、難治性ALL症例に対する個別化治療の開発に寄与すると期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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