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2021 年度 研究成果報告書

脂肪肝炎の発症・病態を制御する新規脂肪酸代謝システム

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03643
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関東海大学

研究代表者

紙谷 聡英  東海大学, 医学部, 准教授 (30321904)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード肝細胞 / 非アルコール性脂肪肝炎 / iPS細胞
研究成果の概要

肝臓は脂肪酸代謝の重要器官であり、食事の欧米化などによるメタボリックシンドロームの進行は、非アルコール性脂肪肝炎、肝腫瘍などにつながる。我々は肝機能を制御する転写因子の一つであるBcl6が脂肪肝炎の病態制御に関わることを見出している。そこで本研究では、アデノ随伴ウイルスとゲノム編集酵素によるin vivo迅速遺伝子欠損誘導系を用いて、Bcl6の下流因子の機能解析を行った。また、ヒトiPS細胞由来肝細胞を用いたin vitro脂肪肝炎誘導系の構築を行った。

自由記述の分野

肝臓生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、我々が見出した脂肪肝炎制御因子としてのBcl6の機能に着目し、その下流因子と病態との関連について解析した。Bcl6の下流で脂肪肝炎の病態を悪化させる可能性のある因子を複数同定しており、今後これらの因子の活性を阻害するような薬剤を見出すことで、現在増加しつつある非アルコール性脂肪肝炎の治療等に役立つと考えている。

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公開日: 2023-01-30  

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