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2023 年度 研究成果報告書

細胞活性化時の生理機能変化を担う「分子レバレッジ機構」の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03661
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関東海大学

研究代表者

後藤 信哉  東海大学, 医学部, 教授 (50225653)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード血小板 / 膜糖蛋白 / コンピューター / 分子動力学
研究成果の概要

細胞内カルシウムイオン濃度の上昇、細胞内ドメインへのリン酸化蛋白の結合など、血小板活性化時の細胞内の環境変化が、フィブリノーゲン、von Willebrand因子などの血漿蛋白とのGPIIb/IIIa細胞ガイドメインの構造と機能を変化させるメカイズムを、分子動力学計算にて「分子レバレッジ」としての解明を目指した。GPIIb/IIIaの細胞内・細胞膜貫通・細胞外ドメインを連成した基盤モデルの作成に成功し、細胞外ドメインと細胞内ドメインの動的構造変化の一体的解明を可能とした。

自由記述の分野

循環器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

細胞は外部環境に適応して生理機能を変化させる。細胞機能の変化は各種膜蛋白の細胞ガイドメインの構造に依存している。外部環境の変化による細胞内環境の微小変化が細胞外ドメインの構造と機能を大きく変化させるメカニズムを分子動力学計算にて物理卓的に解明するための方法の基盤を作成した。医学・生物学に広く応用可能な技術となる。

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公開日: 2025-01-30  

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