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2021 年度 研究成果報告書

胃癌症例層別化に基づいた発癌本態解明と新規治療戦略の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03726
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

金田 篤志  千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (10313024)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード胃癌 / エピゲノム / Epstein-Barrウイルス
研究成果の概要

本研究では、臨床胃癌標本およびin vitroモデルを用い、エピゲノム特性に基づいた胃癌症例の層別化を行った。特にEBV胃癌やMSI胃癌など高メチル化を呈する胃癌サブタイプに対して、発癌分子機構の解明と、発癌に重要なエピゲノム変化の同定、そのエピゲノム変化を誘導する分子機序の同定を行った。胃癌サブタイプの分子特性を応用し、有効な抗がん作用を有する有望なシーズ化合物を同定し、またエピゲノム異常部位を標的とし得る新たな化合物合成を進めた。

自由記述の分野

癌エピゲノム

研究成果の学術的意義や社会的意義

胃癌は本邦で毎年10万人以上が罹患し約5万人が命を落とす重要疾患であり、その本態としての発癌分子基盤を解明することは予後を改善するための喫緊の課題である。本研究では、臨床胃癌標本および細胞培養実験により、特にEBV胃癌やMSI胃癌と呼ばれるDNA高メチル化を呈する胃癌サブタイプに対して、エピゲノム異常による全く新たな胃発癌分子機構を同定し、またそのエピゲノム異常を誘導する分子機序を同定した。さらに同定した分子特性を応用し、有効な抗がん作用を有する化合物を同定するなど、新たな薬剤治療戦略の基盤を築いた。

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公開日: 2023-01-30  

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