今後の研究の推進方策 |
絞り込まれた候補遺伝子群のうち、最も発現変化度が上昇した遺伝子に焦点を当てて、以下の実験を進めていく。 1. 線維芽細胞をnegative controlとして、候補遺伝子が心臓内幹細胞特異的に発現していることをmRNAレベルで確認する。 2. 候補因子を特異的に抑制するsiRNA、非特異的siRNAおよびリコンビナント蛋白を単心室ラットモデルに投与し、単心室症に伴う心筋線維化マーカーの指標として、Col3, MMP9, alpha-SMA, TIMP1ならびにTNF-alphaに対する特異的発現抑制効果についてmRNAで検討する。
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