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2021 年度 研究成果報告書

iPS細胞とH2ガスを利用した網羅的アプローチよる急性腎障害への新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03763
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分55060:救急医学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

本間 康一郎  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (10383762)

研究分担者 佐野 元昭  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (30265798)
遠山 周吾  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (90528192)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード急性腎障害
研究成果の概要

急性腎障害は救急、集中治療領域で発症率が高く、集中治療室で発症すると死亡率が高いことが報告されている。さらに、長期死亡率との相関や慢性腎臓病の独立したリスクファクターであることも多数報告されている。そのような状況にも関わらず、急性腎障害に対する特異的治療薬はなく、その開発が喫緊の課題である。本研究では、社会的に重要な課題にも関わらず特異的治療法が存在しない急性腎障害に対する新規治療薬を見出すことを目的とし、薬剤スクリーニングを行なったが、有効な化合物を見出すことができなかった。本研究結果を基盤として、引き続き検討を継続する所存である。

自由記述の分野

救急医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

急性腎障害(AKI)は救急・集中治療領域で発症率が高く、集中治療室で発症すると死亡率が60%に及ぶと報告されている。さらに、長期死亡率との相関や、慢性腎臓病(CKD)の独立したリスクファクターであることが多数報告されており、AKI発症後、見かけ上は腎臓機能が改善しても腎臓寿命が短縮し、医療経済を圧迫している血液透析導入患者の増加に関与している。昨今、高齢者の増加に伴い、AKIは今後益々増加することが予想される。しかし、特異的かつエビデンスに支持された治療法はなく、特異的治療法の開発は喫緊の課題である。本研究の継続によりドラッグリポジショニングによる新規治療薬の開発が望まれる。

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公開日: 2023-01-30  

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