研究課題/領域番号 |
19H03809
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
外園 千恵 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30216585)
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研究分担者 |
上田 真由美 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (60398386)
木下 茂 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30116024)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | SJS/TEN / 眼合併症 / フェノーム解析 / マイクロバイオーム解析 / プロテオーム解析 / トランスクリプトーム解析 / エピゲノム解析 / HLA |
研究成果の概要 |
本研究では眼障害型SJS/TENを対象に、フェノーム解析、マイクロバイオーム解析、プロテオーム解析、トランスクリプトーム解析、エピゲノム解析、ゲノム解析等を実施した。それぞれを独立したものとして解析するのではなく、フェノーム解析で明らかとなった表現型分類に着目して、同一の表現型(重篤が眼合併症に伴うSJS/TEN患者、または、同一被疑薬関連SJS/TEN患者)に絞った、あるいは、サブタイプ(重症型 vs軽症型)を比較して、様々なオミックス解析を行う、さらには、エピゲノム解析時に、トランスクリプトーム解析結果を参照して解析することにより、病態に関連する新しい遺伝子制御機構が明らかとなった。
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自由記述の分野 |
眼科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、フェノーム解析、マイクロバイオーム解析、プロテオーム解析、トランスクリプトーム解析、エピゲノム解析、ゲノム解析等の多数のオミックス解析を合わせて実施することにより、多くの新しい病態機序を明らかとすることができた。本研究で明らかとなったSJS/TENの病態に関連する遺伝子や、miRNA, 涙液中サイトカイン、眼表面の常在細菌等は、発症の予防、早期診断・早期治療につながる可能性があるだけではなく、新規治療法の開発につながるものであると考えられる
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