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2021 年度 研究成果報告書

病原性レンサ球菌が病態を誘導する分子機構の解明と新規制御法の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03825
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分57020:病態系口腔科学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

川端 重忠  大阪大学, 歯学研究科, 教授 (50273694)

研究分担者 中田 匡宣  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (90444497)
住友 倫子  大阪大学, 歯学研究科, 講師 (50423421)
山口 雅也  大阪大学, 歯学研究科, 講師 (00714536)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードレンサ球菌 / インフルエンザ
研究成果の概要

病原性レンサ球菌である化膿レンサ球菌と肺炎レンサ球菌は多様な病態を惹き起こし,ヒトに高い致死率をもたらす.両レンサ球菌種はA型インフルエンザウイルス感染に付随する二次性細菌感染症の主要な原因菌でもある.本研究では,培養細胞を用いた感染系において宿主とレンサ球菌の相互作用を解析するとともに,マウス感染モデルによりレンサ球菌感染症の病態形成機構を明らかにした.

自由記述の分野

細菌学

研究成果の学術的意義や社会的意義

インフルエンザウイルス感染に合併する細菌性肺炎は臨床的に重要性があるにも関わらず,重複感染の分子機構についての解析は稀有であった.本研究では,細菌感染初期におけるA型インフルエンザウイルス感染宿主と肺炎球菌の相互作用を解析し,小胞体局在シャペロンであるGP96がウイルス感染上気道へ異所性に表出し,二次的に感染する肺炎球菌の肺組織への伝播と定着を亢進させることを明らかにした.また,マウス感染モデルを用いて,GP96は二次性肺炎の予防・治療標的として有用であることを示した.

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公開日: 2023-01-30  

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