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2021 年度 研究成果報告書

合併症が再現でき消化管の層構造をもつ、安全な内視鏡治療手技モデルを開発する

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03864
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関東北大学

研究代表者

菅野 武  東北大学, 大学病院, 助教 (30757886)

研究分担者 荒田 悠太郎  東北大学, 大学病院, 助手 (20755011)
加賀谷 豊  東北大学, 医学系研究科, 教授 (90250779)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードシミュレータ / 内視鏡治療 / 消化管止血術 / 合併症 / 医学教育
研究成果の概要

本研究課題の対象期間である2019年度からの3年間のうちに、内視鏡治療にかかる粘膜組織モデルとしての外国特許申請、ならびに治療用モデルを貼付する管腔部分も新規開発したことに伴い実用新案登録を行うことができた。また、出血できる潰瘍モデルを用いた教育介入研究の結果を、米国消化器病学会など主要な学会にて報告し、前研究から本研究へと継続するシミュレータ開発による医学教育への有効性を確立しつつある。今後は、広くシミュレータ学習を普及させ、教育プログラムもブラッシュアップする予定である。

自由記述の分野

消化器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

内視鏡治療のトレーニング用に消化管類似の粘膜構造と血管走行を樹脂素材により再現することで、動物の犠牲を伴うことなく、出血や粘膜の損傷といった内視鏡治療時に起こりえる合併症を練習するシミュレータモデルを開発してきた。出血性潰瘍モデルでは、レジデント医師における学習効果を教育介入研究として証明しており、今回開発されたモデルにより初学者が実際の患者を危険に晒す危険を低減できると考えている。

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公開日: 2023-01-30  

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