研究課題/領域番号 |
19H03894
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
栗山 進一 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (90361071)
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研究分担者 |
菅原 詩緒理 仙台白百合女子大学, 人間学部, 准教授 (60642204)
相場 節也 東北大学, 医学系研究科, 名誉教授 (80159269)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | アドオンコホート / 三世代コホート / アトピー性皮膚炎 / 自閉症スペクトラム症 / クラスター |
研究成果の概要 |
アトピー性皮膚炎(AD)においては、皮膚科専門医2人が1,170人を観察し、意見が一致したのは1,060人であった。意見が一致したADで有病率を算出すると25.6%で、アンケートに基づく有病率11.0%と比較すると、本来のADの有病率は2.3倍であることを見出した。 自閉スペクトラム症(ASD)においては、ゲノムワイド関連解析(GWAS)を行った結果、従来のASDという疾患名でまとめられた潜在的に異質な集団を一塊として扱った解析では、有意な関連は観察されなかった。症状などで患者群をより似通ったクラスターに分け、そのクラスターに基づいたGWASを行ったところ、65個の有意な遺伝子座を特定した。
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自由記述の分野 |
分子疫学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アトピー性皮膚炎(AD)においては、アンケート調査に基づくADの有無は、ADの患者数を過少評価していると考えられる。今後はアンケート調査では見逃されてしまうような小児のADの症状も含め精緻に分類する必要がある。 自閉スペクトラム症(ASD)においては、クラスタリングが比較的均一な病因をもつサブグループを適切に特定することができる可能性を示唆している。わたしたちの研究は、データセットが複数の異種のサブグループで構成されている場合、均質な個体の数がはるかに少ないサブグループでさえ、影響が大きく統計学的に有意な遺伝的要因を検出できることを示した。
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