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2019 年度 実績報告書

日本人一般地域男性におけるメタボロミクス解析を用いた認知症発症要因の疫学的解明

研究課題

研究課題/領域番号 19H03898
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

門田 文  滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (60546068)

研究分担者 三浦 克之  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90257452)
遠山 育夫  滋賀医科大学, 神経難病研究センター, 教授 (20207533)
椎野 顯彦  滋賀医科大学, 神経難病研究センター, 准教授 (50215935)
森野 勝太郎  滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (90444447)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード認知症 / メタボロミクス / 疫学研究
研究実績の概要

本申請課題はメタボロミクス分析を一般地域住民男性コホート研究で実施することにより、認知症の前段階である軽度の認知機能低下や脳体積萎縮に関与する代謝産物を網羅的に探索し、バイオマーカーを同定し、認知機能低下のメカニズム解明や予防法の提言を行う事を目的とする。本申請課題について倫理承認を得た後、凍結保存されている血液試料を用いて、脂質代謝、解糖系、エネルギー代謝等を中心としたLiquid chromatography mass spectrometry (LC-MS)によるメタボロミクス解析を実施し、代謝物の濃度結果を得た。今般の研究は、メタボローム測定をLondon Imperial College にて実施しているが、COIVD19流行によるロックダウンのため、メタボローム測定作業が中断され、大幅に遅延した。代謝物は未同定であり、引き続き、代謝物の同定、クリーニング、他データとの突合、分析を行う。なお、初年度にメタボローム測定の実施先であるLondon Imperial College にて、本研究課題や測定項目の協議、分析方法の研修等を実施した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本研究課題対象の本体研究の変更倫理申請の過程で、当初の想定に反し、変更倫理審査承認までの時間がかかることが判明した。本研究課題ではなく別研究課題の変更部分に問題が生じ、COI手続き等に時間を要した事が理由である。研究遂行上、本体研究の変更倫理審査承認が不可欠なため、メタボローム測定開始が遅れた。さらに、今般の研究は、メタボローム測定をLondon Imperial College にて実施しているが、COIVD19流行によるロックダウンのため、メタボローム測定作業が中断され、遅延した。

今後の研究の推進方策

Liquid chromatography mass spectrometry (LC-MS)で得られた代謝物を、Thermo Scientific Compound Discover software, Human metabolome Database (HMDB), Untargeted Metabolomics work flow with statistics and ID using mzCloud ChemSpider, Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomics (KEGG) pathways 解析などを用いて同定し、クリーニング、他データとの突合、分析を行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Seven-Day Pedometer-Assessed Step Counts and Brain Volume: A Population-Based Observational Study2021

    • 著者名/発表者名
      Moniruzzaman Mohammad、Kadota Aya、Shiino Akihiko、Fujiyoshi Akira、Ito Takahiro、Haidar Syaifullah Ali、Miyagawa Naoko、Kondo Keiko、Hisamatsu Takashi、Segawa Hiroyoshi、Tooyama Ikuo、Ueshima Hirotsugu、Miura Katsuyuki、_ _
    • 雑誌名

      Journal of Physical Activity and Health

      巻: 18 ページ: 157~164

    • DOI

      10.1123/jpah.2019-0659

    • 査読あり

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公開日: 2021-12-27  

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