研究課題
2021年度も新型コロナウイルス感染症の蔓延のため、高齢者を対象とした対面の疫学調査では対象者確保が困難であった。そのため、対面での疫学調査を郵送法によるアンケート調査とWebによるアンケート調査に切り替えた。内科疾患の病歴、認知機能、日常生活動作評価、ヘルスリテラシー、食生活習慣、外出頻度、睡眠障害、フレイル、口腔機能のデータを収集した。郵送法で349名分、Webで2000名分の回答を回収した(すべて65歳以上)。
2: おおむね順調に進展している
新型コロナウイルス感染症の蔓延のため、高齢者対象の疫学調査の参加者を確保することが困難であったが、アンケート調査で対応できる部分はアンケート調査に切り替えて、2019年度、2020年度、2021年度の科研費で65歳以上の高齢者2709名からデータを収集できた。
過去3年分のデータを合わせて、口腔機能と栄養状態と認知機能の関連についての多変量解析を行い、咀嚼力維持群と低下群における栄養指標の違いが体重減少および認知機能障害の発生リスクの差につながるかについて検証する。
すべて 2021
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)
Bone
巻: 147 ページ: 1,8
10.1016/j.bone.2021.115912.