研究分担者 |
家吉 望み 東京有明医療大学, 看護学部, 准教授 (00582248)
笠井 久美 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (10795339)
米山 奈奈子 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (20276877)
岩井 浩一 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (30167275)
李 節子 長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授 (30259072)
長江 美代子 日本福祉大学, 看護学部, 教授 (40418869)
藤田 景子 静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (60587418)
三隅 順子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 講師 (80282755)
山波 真理 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (80736851)
藤岡 寛 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (90555327)
山海 千保子 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (90438101)
金澤 悠喜 筑波大学, 医学医療系, 助教 (80812833)
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研究実績の概要 |
本研究では、日本独自の性暴力被害者支援看護師養成(SANE, Sexual Assault Nurse Examiner)のための教育基準を確立し、汎用性のある日本版性暴力被害者支援看護師(SANE-J, Sexual Assault Nurse Examiner-Japan)教育プログラムを開発することを目的としている。日本では3団体によりSANE研修が行われ、これまで約600名のSANE研修修了生を輩出している。しかし、統一した教育基準や全国各地での学習機会はない。そこで、これまでのSANE教育を基盤とした教育基準を作成、教材を整備して、遠隔教育(E-learning)による学習の機会を確立し評価を行う。これにより全国的なSANE-J認定基準の基礎を作り、研修者の拡大を図り、全国の性暴力被害者のためのワンストップセンターや医療機関等での性暴力被害者支援における看護の社会的貢献が期待できると考える。 そこで、日本における性暴力対応看護師のためのコア・カリキュラムの検討を行った。方法は、日本で行われている3つの団体による性暴力対応看護研修講座の資料および関連テキスト、海外の研修内容、関連団体の基準等を参考に比較検討を研究メンバーで行った。その結果、8つの大項目、22の中項目、63の学習項目に整理できた。これらを基に、e-learning用のコンテンツ作成を目指す。インストラクトデザインの方法での運営用のホームページコンテンツを作成した。
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