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2023 年度 研究成果報告書

集住での豊かな看取りを可能にする包括的ケアマネジメントモデルの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03964
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

大野 かおり  兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (20300361)

研究分担者 山本 大祐  関西医科大学, 看護学部, 講師 (10755820)
大村 佳代子  兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (30722839)
高橋 芙沙子  関西医科大学, 看護学部, 講師 (40780482)
安田 温子  兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (40844105)
山川 正信  びわこリハビリテーション専門職大学, リハビリテーション学部, 学長 (70110567)
大塚 毅彦  明石工業高等専門学校, 建築学科, 教授 (80262963)
藤本 佳子  兵庫県立大学, 看護学部, 客員研究員(研究員) (80425090)
紀ノ本 晶子  兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (40983482)
西内 陽子  兵庫県立大学, 看護学部, 代替教員 (00803743)
金 外淑  兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (90331371)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード集住 / 看取り / 包括的ケアマネジメント / 医療・介護ケアマネジメント
研究成果の概要

集住での看取りに関する医療・介護連携の実態調査を行い,その結果を基に『豊かな看取りのための包括的マネジメントモデルの素案』を導き出した。これには“ケアマネジメントの視点”として8つのプロセスがあり,『人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン』方針決定の流れに相応していた。この素案を集住施設8か所において試用したあと,アウトカム評価を実施した。その結果をもとにモデルを評価・精錬し『豊かな看取りのための包括的マネジメントモデル』を完成させた。
同時に,集住施設で生活する療養者にとっての『豊かな看取り』とは何か概念分析により定義した。

自由記述の分野

在宅看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

『生活の場にありながら住み慣れた家ではない集住で,生活者のQOL(生活の質)を最上位に置き看取りを支えるために必要な包括的ケアマネジメント(医療・介護連携)とはどのようなものか』を明らかにすることで,看護学,介護福祉学,教育学など多領域で使える実践性に富んだモデルとなる。
この成果は「看取り難民」問題に対応する一助となる。さらに看取りまで支えられる集住が実現すると,介護需要密度が上がり介護保険における居宅系サービスの収益性が高くなる。これは介護費の抑制と介護職員の人材不足問題の緩和にも貢献する。

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公開日: 2025-01-30  

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