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2022 年度 研究成果報告書

歩行のre-trainingによる変形性膝関節症への長期効果検証

研究課題

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研究課題/領域番号 19H03970
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関星城大学

研究代表者

太田 進  星城大学, リハビリテーション学部, 教授 (50452199)

研究分担者 長谷 和徳  東京都立大学, システムデザイン研究科, 教授 (10357775)
林 尊弘  星城大学, リハビリテーション学部, 講師 (40649787)
藤田 玲美  星城大学, リハビリテーション学部, 助教 (50735660)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード変形性膝関節症 / ドローイン / フィードバック / 歩行 / 膝関節負荷 / 姿勢 / 膝痛
研究成果の概要

本研究は,本邦における要支援の主な原因である変形性膝関節症(膝OA)を治療および予防を目的に,歩行時に膝関節係る負荷を軽減させる方法の開発,臨床応用である.我々は,体幹を安定させるドローイン(腹部をへこませ腹部深部筋を収縮)がその負荷を報告し,この方法のフィードバック機器の開発,臨床応用を行った.マグネットを用いたベルト型でバックル部分がスライドする機能を開発し,実用化した.この方法を用いて,膝OA症例に応用した所,膝痛の軽減,姿勢改善の効果が得られた.膝OA症例に尿漏れが多いことが分かり,またこのドローインが尿漏れ効果も期待でき,一部,その基礎的研究も始めた.

自由記述の分野

運動器理学療法

研究成果の学術的意義や社会的意義

変形性膝関節症(膝OA)は,本邦における要支援の主な原因であり,世界的にも罹患者は増大している.その治療,予防方法として膝関節の負荷を軽減させる歩行方法の研究が進んでいる.その中で我々が提唱する体幹を安定させるドローイン(腹部をへこませ腹部深部筋を収縮)を歩行に応用することは,簡単でかつ継続しやすい.我々はドローインをフィードバックするツールも開発し,膝OA症例に応用した.その結果,膝痛軽減と姿勢改善の結果が得られた(学術的意義).また,実際に応用しやすい方法のため,膝OAの予防に繋がれば医療費軽減効果も含め,社会的な意義も高い.

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公開日: 2024-01-30  

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