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2022 年度 研究成果報告書

サルコペニア肥満の遺伝リスクスコアーと運動および食事介入効果の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 19H04039
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関立命館大学

研究代表者

真田 樹義  立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50421227)

研究分担者 家光 素行  立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (90375460)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードサルコペニア / 肥満 / 遺伝子多型 / 運動処方 / 栄養処方
研究成果の概要

本研究では、運動によるサルコペニア予防と遺伝的影響に関する文献レビュー、サルコペニア肥満者を対象とした抑うつと身体活動量との関係に関する横断的研究、中高齢女性を対象とした動脈硬化関連指標に対するサルコペニアと鉄摂取量との交互作用、サルコペニア肥満者を対象とした運動介入試験を実施した。これまでのサルコペニア関連遺伝子と筋量および筋機能との関係についてまとめると、①体力に関連する遺伝子、②骨格筋代謝に関連する遺伝子、③炎症に関連する遺伝子に分別することができる。サルコペニア肥満者は生活活動量が低いほど抑うつ傾向が認められた。また、継続的なアクアエクササイズは体脂肪の減少が期待できる。

自由記述の分野

応用健康科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の結果は、サルコペニア肥満者の運動療法に活用することができる。特にACEやACTN3遺伝子多型の保有者は体力の向上を、VDRやIGF-1遺伝子多型の保有者は、筋量の維持・増加と運動機能の向上を、CRP遺伝子多型の保有者は、炎症反応抑制のための腹部肥満の予防などが求められると考えられる。また、高齢女性においては、家事などの生活活動が抑うつ予防に重要である可能性やアクアエクササイズによるサルコペニア肥満者の減量効果が確認できた。

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公開日: 2024-01-30  

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