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2022 年度 研究成果報告書

ホークス型点過程の多様な応用に向けた統計的モデリング・推論と応用の総合的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19H04073
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分60030:統計科学関連
研究機関統計数理研究所

研究代表者

庄 建倉  統計数理研究所, モデリング研究系, 准教授 (70465920)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードHawkes 過程 / ETASモデル / フィルタリング / 地震活動 / 確率再構築法 / 更新Hawkes過程
研究成果の概要

地震活動や犯罪の点過程のデータ応用解析の研究経験とモチベーションに基づき,Hawkes 点過程における統計的に対処する問題,解決すべき共通ニーズに焦点を合わせ研究・開発した。更新Hawkes過程の統計的推論において、尤度比に基づくフィルタリング技術とモンテカルロ法に基づくフィルタリング技術を開発し、実装した。地震活動研究において、震源機構を含むセミパラメトリックETASモデルを用いてHi-netデータの解析を行い、結果を整理した。また、一般化したETASモデルの極限事象に関する臨界理論をまとめ、前震や群発地震の研究におけるその意味を明らかにした。さらに、球面版ETASモデルを実装した。

自由記述の分野

統計科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

Hawkes 過程は,外的な原因による影響と過去の事象によって誘発・励起される構造によって確率ルールに従って,将来の事象の発生に影響を及ぼす効果を表現するのに向いている。このモデルは事象間の集中化効果(正の相互作用)や潜在的な因果関係を解析するために役立つ線形の基本的なモデルと認識されるようになった。本プロジェクトはHawkes 型点過程の統計モデルを一般的かつ柔軟に様々なアプリケーション分野でのモデリング,診断分析,予測のための準備ツールに資し、予測・検証システム構築と迅速な推定の一般的フレームワークを提供した。

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公開日: 2024-01-30  

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