本研究では、人工知能を用いた情報インフラの運用自動化について、これまでは考えられていない「気づき」から「確信」へのプロセスを取り入れ、人手による運用管理と同様に高い確度の情報に裏付けられた信頼性の高いオペレーションを実現するアーキテクチャを提唱し、その要素技術に関する研究開発を行った。確信のための機器同定精度向上手法、ネットワークスイッチ情報からの気づき検出手法、学習データの逐次蓄積による学習ベース異常検知手法、についてそれぞれ提案、実装ほか、大阪市立大学キャンパスネットワーク上でプログラマブル基盤を用いた導入を行った。
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