研究課題/領域番号 |
19H04386
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
青山 薫 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (70536581)
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研究分担者 |
菊地 夏野 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 准教授 (00381898)
LEBAIL Helene 明治学院大学, 国際平和研究所, 研究員 (30817622)
村尾 元 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (70273761)
原 めぐみ 和歌山工業高等専門学校, 総合教育科, 准教授 (90782574)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 国境を越える人の移動 / 性風俗産業 / セックスワーク / 人身取引 / 聞き取り調査 / ネットワーク分析 / 移民支援 |
研究実績の概要 |
2022年度の主な活動は、タイにおける現地調査およびスペインにおける現地調査だった。タイでは、マヒドン大学移民研究センターの Sureeporn Punpoing が協力者として性取引に携わる移民の聞き取りを行い、この資料の英訳を科研参加研究者全体と共有した。スペインは、計画上の調査地ではなかったが、分担者の Helene Le Bail がフランス調査を進める中で接点をつくり、スペインにおいても対象者の聞き取りができた。やはり資料は英訳し共有た。 代表者青山と分担者 Helene Le Bail は、ナポリ東洋大学の「継続する移民・移住」ワークショップで本課題研究について発表し、青山は当該セッションの司会を務めた。青山はまた、本課題の研究成果について、アムステルダム自由大学およびケンブリッジ大学にて協力者と意見交換した。そして、マヒドン大学移民研究センターの The 6th MMC Regional Conference では、当センターのパートナーメンバーとして開会の挨拶、および科研課題研究の成果発表を行い、移民研究の現在と今後についての円卓議論においても発言者となった。 青山と Le Bail はまた、パリ政治学院において開催された、「セックスワークと移住研究」の公開研究集会で、研究成果を報告し、データセッションに参加して、他の類似研究やセックスワーカー、移住セックスワーカー当事者からのフィードバックを得た。 分担者村尾元は、会話テキストからのネットワーク抽出とその分析を試み、その分析に、日本語母語話者と日本語学習者の発話時の筋電の分析に利用した統計的手法の適用を試みた。この結果,移民を対象とするインタビューなどの会話データに含まれる人物間のネットワークを自動的に構築し,分析するという手法が有望であることを示すことができた。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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